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山津見神社オオカミ天井絵の復元(福島県飯舘村)

2011年の東京電力福島第一原子力発電所事故によって全村避難区域(入村可、居住不可)となっていた飯舘村で、2013年4月に山津見神社拝殿が全焼した。全国でも珍しいオオカミ信仰が継承されている神社の拝殿天井には237枚のオオカミ絵が描かれていたが、すべて焼失。
火災直前に神社を訪れていた和歌山大学の加藤久美教授、サイモン・ワーン助教は、撮影していた写真を手掛かりにオオカミ絵の復元を企画し、福島県立美術館の増渕鏡子学芸員、NPO法人ふくしま再生の会らと協力。復元模写は東京藝術大学保存修復日本画研究室が担うことになった。
同研究室では、2015年5月に大学院生有志による現地訪問を経て復元模写に着手し、翌年4月までにすべてのオオカミ絵を完成させた。復元されたオオカミ絵は、2016年5月から福島県立美術館で開催された〈よみがえるオオカミ〉展でお披露目。同年10月に再建された拝殿の天井に奉納設置された。
その後の飯舘村は2017年3月31日に避難指示が解除されている。


山津見神社オオカミ天井絵復元プロジェクト
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