荒井経HP

べろ藍の風景 2006-

べろ藍の風景

「べろ藍」は、江戸時代に西洋から渡来して幕末の浮世絵を彩った鮮やかな青色の顔料。正式にはプルシアンブルーといい、1704年にベルリンで発明された。極微粒子の顔料で、まるで染料の藍のようだったことからベルリンの藍、訛って「べろ藍」と呼ばれていた。
「べろ藍の風景」と名付けたシリーズは、幕末に愛されたべろ藍だけが表現できる美しいグラデーションを活かしながら、偶然にできあがる にじみ や むら から架空の風景を描き起こした連作。「光あれ!光と闇の表現者たち」(栃木県立美術館)、「ミニマル|ポストミニマル」(宇都宮美術館)、「荒井経の仕事」(さくら市ミュージアム)、「日経日本画大賞展」等に出品。
「光あれ!光と闇の表現者たち」 栃木県立美術館 2012年

対岸  

個展  MA2 Gallery 2008年

湖上あるいは海上から陸地を眺めた状態を想定した作品の連作。自分のいるべき場所を遠くから眺める不在の風景。べろ藍の風景(陸地で遠くから家灯りを眺める作品)を着想する起点に立ち返って制作した。
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